陶芸の公募展入賞の秘訣とは?

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陶芸の公募展入賞の秘訣を考えてみました。

公募展は、技術と芸術性や表現力をみる。 さいたま市展に入選したのは15cmの皿だったけど 直径26センチの絵皿が焼き上がりました。

ろくろで挽いた時には直径30センチでしたから、乾燥と焼成で14パーセント縮んだことになりますね。 私にとっては、何回も失敗してようやく出来た大物です。

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公募展は、技術と芸術性や表現力をみる。

市展に初入選した、直径15センチの金彩組皿

さいたま市展に入選したのは15cmの皿だったけど

直径26センチの絵皿が焼き上がりました。

ろくろで挽いた時には直径30センチでしたから、乾燥と焼成で14パーセント縮んだことになりますね。

私にとっては、何回も失敗してようやく出来た大物です。

何しろ、この前に挽いた皿は直径15センチでしたから(笑)。

家庭で使うなら、26センチの大きさがあれば、だいたい大丈夫かなと思います。

ただ、公募展で入選、入賞を目指すとなると、もっと大きな作品が必要なんだそうです。

本当は、まだろくろもうまく挽けないし、公募展とか全然考えていなかったのですが、陶芸教室の大先輩Mさんが、

「公募展に出すのも勉強になるよ」と勧めてくれたんです。

公募展といっても、ピンからキリまで色々です。

先日、日本橋三越で日本伝統工芸展を見てきたのですが、ここがピンの最高峰でしょうか。

何しろ、人間国宝の作品も並んでいるんです!

圧巻!

私がチャレンジできる可能性がある公募展は?

入門編として、「さいたま市展」の工芸部門と「全国公募横浜アマチュア陶芸展」に応募してみました。

おかげさまで、両方とも入選はできたのですが、当然、入賞には至りませんでした。

「市展」は、おそらく、もっとも入選しやすい公募展です。

入選率も77パーセントとかなり高いです。

しかし、市長賞を初めとする数人の入賞者のレベルはとても高くて、もう、「参りました!」という感じ。

入選と入賞の間には、大きな距離があるんです。

「市展」には、直径15センチの2枚組の絵皿を出しました。

周りがみんな大きいので、よけいちっちゃく見えました。

Mさんは「市展」でも大先輩で、市長賞も取り、毎年連続入賞してらっしゃいます。

Mさんから、「来年は入賞目指して頑張って」と励ましてもらいましたが、

「入賞するには、最低でも高さか横幅40センチを目指してください」

というアドバイスもいただきました。

40センチの皿なんて邪魔だろう!

と思いますが、公募展ではそうなんですね。

15センチの皿でも入選はできますが、入賞は絶対に無理ということです。

審査員の先生のお話も聞きました。

公募展は、技術と芸術性や表現力をみる。

公募展によっては、技術重視や表現力重視のものがあるけれど、「市展」では、総合的に見ていると。

つまり、技術がイマイチでも、表現力があれば入選させるし、逆もある。

なるべく入選させようという公募展なんですね。

でも入賞となると、技術と表現力の両方が必要です。

技術は、大きく作ることで、力がわかりやすくなります。

大きく作れば、歪みも大きくなります。

第一、上手くならないと40センチなんて作れませんよ〜。

40センチの作品にするには、46センチくらいで挽かなきゃいけませんが、私なんてこの30センチで四苦八苦ですから。

たかが公募展、されど公募展。

小さな公募展でも、出品することで、自分の作品を客観的に見られるし、励みになるんですよね。

最初は、8割近く入選する市展で落ちたら、恥ずかしいなとも思いましたが、

「落ちるのも勉強だよ」とMさんに背中を押してもらいました。

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