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陶芸のマスキングって面倒なんですよね。でもマスキングでしか描けない美しさがあるので、ハマってしまいます。
先日ご紹介した、「掻き落とし」技法ですが、「マスキング」を使っています。
「掻き落とし」には、必ずしもマスキングを使う必要はないんですが、私は絵付けした背景に釉薬をかけたいので、絵柄に「マスキング」しているわけです。
でも、この「マスキング」って、かなり面倒。
時々、「あ〜、もうやめ!」っていう気になります。
ちゃんと最後までやりますけどね。
マスキングの手順
1. 白化粧
轆轤で皿を挽いた後、白化粧をかけます。
2. 鉄筆で掻き落とし
白化粧が乾いたら、下書きして、鉄筆で掻き落とします。
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3. 素焼き
素焼きします。
4. トレーシングペーパーを当てて縁をなぞる
絵柄をマスキングするために、絵にトレーシングペーパーを当てて、縁をなぞります。
厚めのトレーシングペーパーが良いです。
![](https://tougei-love.com/wp-content/uploads/2019/01/002.jpg)
5. マスキングテープ
広めのマスキングテープをトレーシングペーパーの絵に、隙間なく貼ります。
6. マスキングテープをハサミで切る
縁取りに沿って、トレーシングペーパーごと、マスキングテープをハサミで切ります。
![](https://tougei-love.com/wp-content/uploads/2019/01/003.jpg)
7. マスキング
マスキングテープを剥がして、皿の絵をマスキングします。
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8. 釉薬を吹きかける
マスキングが終わったら、皿を手ろくろに乗せて、回転させながら釉薬を吹きかけます。
![](https://tougei-love.com/wp-content/uploads/2019/01/005.jpg)
9. 色をつける
裏も吹きかけた後、マスキングテープを剥がして、色をつけます。
マスキングテープが浮き上がって、絵に釉薬が付いている箇所は、濡らした綿棒で拭き取ります。
カッターボードを使うもう一つの方法
ね?
めんどくさいでしょ?
でも、この方法は、トレーシングペーパーからマスキングテープを剥がすのがちょっと大変。
トレーシングペーパーとマスキングテープがピッタリくっついているので、カッターナイフを間に差し込んだりして。
薄いトレーシングペーパーだと、破けてしまいます。
実は、以前は、もっと面倒なことをしていました。
トレーシングペーパーで縁取りしたら、カッターボードにマスキングテープを隙間なく貼って、その上にトレーシングペーパーを置いて、トレーシングペーパーごとカッターでマスキングテープを切っていました。
ハサミで切るより大変。
でも剥がすのは楽でした。
どっちが良いのかな?
もっと手は抜ける? 工程省いてマスキング
後でふと思ったのですが、透けるマスキングテープなら、直接お皿に貼って、鉛筆で縁取りしても良いかもしれません。
切るのは一度剥がしてから。
それから皿に貼れば、トレーシングペーパーのは工程が省けますね。
今度やってみます。
抜ける手は抜きつつ、きれいにマスキングしたいものです。
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