陶芸の初歩的失敗、乾燥時にヒビ割れ! 原因は? Pottery Crack

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S字型にひびが入ったぐい呑み
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乾燥中にヒビが! どうすればヒビ割れは防げるのでしょう。

息子に頼まれてぐい呑を作っていたのですが、乾燥中、底にヒビが入ってしまいました!

今日は、今後のためにも、ひび割れ防止対策を立てたいと思います。

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厚みを均一にして乾燥ムラを防ぐ

乾燥中のヒビ、よくあるといえばよくあるのですが、気をつけていれば防げる事だったりもします。

まあ、素焼き前なので、土に戻るのが救いですね。

乾燥中のひび割れの原因は、大体、乾燥ムラと急乾燥です。

厚みが違って早く乾燥する部分といつまでも湿っている部分があると、収縮率が違うのでひび割れの原因になります。

器を作った時などに、底に水がたまっていたりしても、底だけがいつまでも湿っていて、口が先に乾くので、ひび割れます。

ですから器などは、出来るだけ均一の厚みに作るのが良いようです。

ただ、人形など、物によっては均一の厚みというわけにいきませんよね。

そんな時は、軽くラップをかけて箱に入れるなど、ゆっくり乾燥させることでひび割れを防げます。

急乾燥はトラブルの元!

今回の敗因は、急乾燥だと思います。

ろくろで削った後、手前の棚に置いたのですが、エアコンの風が当たる場所で、いくつか削るうちに、口が白く乾いていました。

口だけ先に乾いたので、乾燥ムラでもありますね。

ぐい呑は小さいので、乾燥も早かったみたいです。

ヤバイな、と思ったのですが、案の定。

削り終えたら、新聞とかかけて、風が当たるのを避けなくてはいけませんでした。

底だけ乾きが悪いので、途中でひっくり返した方が良かったのですが、それも気がつくと口が白く、という感じで、間に合いませんでした。

まあ、痛い目を見ないと身につかないので、勉強と思うことにします。

とにかく、ムラなくゆっくり乾燥で!

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